また写真のこと

 また写真のことを。何で撮っているんだを考えなくてはならない。そしてそれを人前に晒す事はどういうことか?今までは、私は世界をこう見ています、世界をこの様に捉えています。みなさんはいかが思われますか?というのが、私が写真をやる、ギリギリの理由だった様に思う。たとえ私が見ている、捉えている世界が如何に小さくても、それはそれで一つの回答を得ることができるはずだ、と。しかし今、それも如何なんだろう、それを写真でやる意義はあるのだろうか? あるいは写真は、詩や短い散文みたいなモノという捉え方。そのような作品をいくつか見て、そのどれもがなかなか良くて、知的で、スタイリッシュではないけれどカッコよくて、あ、これかな。と。それとも二つを足したもの。

 ただ、どちらも難しくてできないだけかもしれない。私の思考も技術もセンスもかなり稚拙なモノだから。

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