どうにもならない

 もうどうにもならない。何をやっても。手がかりも掴めない。どうすればいいのかも分からない。いろんなことをやり過ぎて、訳がわからない。少なくとも一つは無理でも、ふたつに絞るべきだ。暇ぐらいがちょうどいい。暇で、暇つぶしぐらいが丁度いい。それは、考えても楽しい好意だ。写真と、たまの野球。最大の暇つぶし。どちらも苦手なことではない。苦手なことは会合に出席すること、みんなと一緒にお酒を飲むこと…。歳を取れば、苦手なことがいっぱい見えてくる。やれることは少ない。いろんなことを、他人を気にせず、自分が思うようにやれたら、ストレスも少しは無くなる。

 まともじゃないこと、人を、まともなこと、まともな人のように捉う。無理矢理の行為を、今まで嫌というほど見てきた。どうやらそちらの方が都合がいいらしい。だから悪いも良いも、しっかりと認識する。認識した上でクヨクヨしたり調子乗らずに、淡々と生きていく。肩肘を張って生きることはもはや必要ない。無理矢理世界や自分を決めつけることもなく、それを武器にする必要もない。それはくだらないものしか生まない。他人の評価など今更問題でない。上手にできているものには特に気をつけないといけない。それじゃ一体何を生み出す?私の答えは私の写真の中にある。

f:id:luinai:20211022215842j:plain